司会:矢吹真吾・二階堂紅丸
ゲスト:草薙京・八神庵(暴走)
紅丸(以下紅):ハァ〜イ、可愛い小猫ちゃんたち。君たちの白馬の王子様、二階堂紅丸だ。
よくコレを手に取ってくれたね。嬉しいよ。お礼に一緒にディナーでも……
真吾(以下真):こんなところでナンパしちゃダメっスよ、紅丸さん。
俺たちの仕事忘れたんですか?
そもそもこれを見ている人は紅丸さん目当てじゃなくて八神さんと草薙さんが目当てなんですから、紅丸さんが誘っても無駄ですよ。
紅:真吾…;
大丈夫、ちゃんと覚えてるよ。
でも、こんなに可愛い子達を前にナンパするなって方が無理だね。
真:ハイハイ、サクサク紹介いきますよ?
紅:………………。
真:このお話は、草薙さんと暴走した八神さんが主役の、心が和むギャグなお話です。
紅:なにか話が矛盾してない?
真:気のせいです。(キッパリ)
このお話の注意点は暴走した八神さんが公式通りの暴走をしていない、ということっス。
紅:…………;
どういうことだ?
真:コレを書いている人が書く暴走した八神さんのほとんどが、相方の人が考えた(≠妄想)オリジナルの暴走した八神さんになっているんです。
しかも公式とはかなりかけ離れています。
なにせとてつもなく素直で可愛いですからね。ヘタレとはまた違う可愛さです。
紅:いいのか、それ……;
真:コレも一つの形だと思います。
というか「そんな庵も大好きなんだー!」って、上の方で悲痛な叫びが聞こえてきました。
紅:はぁ……
真:だからクールでカッコイイ八神さんしか受け入れられない、イメージを壊されたくない!という人は決して見ないで下さい。
一応、本にもそう注意書きが書いてあります。
紅:随分だな。
真:所詮ギャグですから。他の人達はきちんと公式通りですし、多分。
言っておきますけどこのお話はちゃんとした庵×京です!
だから、石を投げないでくださいね。
『カッコだけ』一同、オススメですよ?
紅:少しだけど俺たちも出演してるぜ?
やっぱり俺様がいないと作品にも深みが出ないっていうか……うわっ!?
………………………。
真:…どうやら上から圧力がかかったようですね。作品の完成度については禁句みたいっス。
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真:ページも変わりましたし、気を取り直して草薙さんたちに登場してもらいましょう!
あ、さっきの注意に当てはまる人はすみませんが、ここから下は読まないようにお願いします。
心の準備はいいですね?
くっさなぎさぁ〜ん!八神さ〜ん、出番っスよ〜!!
京:…………あン?俺はいま忙しいんだ。あとにしろよ。
真:そんなこと言わないで下さいよ。すぐ済みますから。あ、八神さんもこんにちは。
暴走庵(以下庵):グルルル……(サッと京の後ろに隠れる)
真:相変わらず仲良しですね〜。いま八神さんの話をしてたんですよ。
京:八神の?
真:詳しく言うと暴走した方の、っスけど。ちょっと八神さんとお話出来ませんか?
京:ふ〜ん…。どうだろうな。コイツ人見知りだし……庵、大丈夫か?
庵:ギョオォ……(コクン)
京:よし、いい子だな。(頭ナデナデ…)
庵:キョォ〜w
真:…こんな感じです。
いつもの八神さんに対する態度とは違って暴走した八神さんのことを名前で呼んでますし、草薙さんも暴走した八神さんには優しいです。
俺としては羨ましい限りっス…
庵:キョオ?(首傾げ)
京:庵が「なに?」って聞いてるぜ?
真:あぁそうでしたね。質問、質問…(資料を捲る)
えっと八神さんの大好物は何ですか?
庵:京ォォ…
京:ん?なんだ庵……って、え?
庵:ギョオ…(ニヤリ)
京:(嫌な予感;)
お、俺この辺で帰るわ。じゃあな!(ダッシュで走り去る)
真:あっ草薙さん!!
庵:ギョオオォォオォ!!(前傾姿勢で追いかけていく)
真:………。
ハイ、八神さんの大好物は草薙さん、とのことです。
きっと今頃……(遠い目)
コホン。そんな訳で、『暴走庵』はこんな草薙さんと八神さんがいっぱいです。
気になった方は買っていただけると嬉しいっス。
真:……あ、やべ。そろそろバイトの時間だ…
そ、それでは皆さん、この辺で。さようなら〜!(慌てて駆けて行く)
紅:………………………。(後には倒れ伏した紅丸のみが残された…)
〜終〜
え〜‥‥改めて説明をさせていただきます。
これは10月9日に大阪で開催されたオンリーで初参加させていただいた時に作ったペーパーに掲載したものをほぼそのまま載せております。
宣伝とかあるのはそのせいです。スミマセン…;
文中にある本というのは、そのときに出した暴走庵・入門書のことで、『カッコだけ』というのがサークル名。
で、相方というのがサークル仲間の八尺瓊雹さんのことですVv
暴走庵についてはオフだけじゃなくオンラインにも出したいと思っているので、それまでお待ちいただけるとありがたいです。
05.10.25