雨が地上に降り注ぐ。

外気の温度は下がり、水滴に濡れた身体が冷たい。

濡れた服が肌に纏わりついて最悪だ。

早く家に帰って暖まりたいのに、雨のせいで帰れない。

目の前を通り過ぎる傘の群、むれ、群。

その姿は悠々として雄々しく見えるのに、

その中で唯一見知った顔を見つけたとき、

気がつけば雨も構わず走り出していた。

この世でただ一つの、

私だけの傘に飛び込むために・・・。



     今って梅雨だよなー、とか思いながら書いたもの。
     最後の方乙女入ってますね;
     最初にパッと思いついたイメージは京ちゃんです♪
     でも、もっと格好イイの書きたいっス・・・orz
     06.7.21